彼の元を離れてから7ヶ月もたっているにもかかわらず、私の傷は癒えることなく、まだこんなにも傷ついていたことを知りました。弁護士の先生の、金額よりも早期解決をとった方がよいとの判断に賛成し、私はこの日、離婚を成立させました。最後に言われた、調停委員の方の暖かい言葉が身にしみました。
元夫の後姿を見てしまった私は、激しい嘔吐感と眩暈を覚え、
その場に崩れ落ちてしまいました。
弁護士の先生と裁判所の職員に両脇を抱えられ、廊下を引きずられるように歩きベンチに座ります。
最後に彼の元を離れてから7ヶ月もたっているにもかかわらず、
私の傷は癒えることなく、まだこんなにも傷ついていたことを知りました。
元夫は、これが本当に限界であると、50万の上乗せをし慰謝料は650万円になりました。
弁護士の先生は、金額よりも早期解決をとった方がよいと判断され、
私にこの辺りで決着をつけましょうとお話されます。
私は自分が倒れたことで、怒りが再燃し、もう一回調停をしたい気持ちになっていたのですが、
先生はこうおっしゃいました。
「これ以上、時間の無駄遣いをするのは止めましょう。
ここまで来たのですから、さっさと決着をつけて、新しい人生を歩む方がよっぽど有意義ですよ。」と。
それまでは、調停委員の方と交互に話をしていた双方ですが、
調停証書を作成するに当たっては同席することになります。
もちろんですが、私は元夫の姿を見たくなかったので、
全て先生にお任せし、調停証書の作成には立ち会いませんでした。
元夫を帰した後、調停委員の方に呼ばれ、部屋に入るとこうお話をされました。
「本日、この時間を持ってあなたの離婚は正式に決定しました。 実際には調停証書を持って役所に離婚届を提出してもらうのですが、 それが何日であろうと、離婚は本日の成立となります。 嫌な思いはたくさんあったでしょうし、忘れることはできないかもしれませんが、 これから先の人生の方が大事です。有意義に、そして幸せに過ごされてくださいね。」
と。
こうして私の離婚は成立したのです。
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