数年後、縁あって私も再婚することになったのですが、その時にかけて頂いた言葉で忘れられないものがあります。それを紹介したいと思います。
数年後、縁あって私も再婚することになったのですが、
その時にかけて頂いた言葉で忘れられないものがあります。それを紹介したいと思います。
それは私のよく行くうどん屋の女将さんです。
今は二代目の若旦那さんが店を継いでいるのですが、
初代のご夫妻も現役でお店に立っていらっしゃいます。
とても人柄のよいこのおふたりを、
私はおとうさん、おかあさんと呼び、いろいろな話を聞いてもらえる間柄です。
おかあさんに、旦那を紹介した数日後のことでした。
私の旦那にも離婚暦があり、理由も私と同じ、配偶者の不貞行為です。
しかも旦那には二人の娘さんがあり、
子供がいるにも関わらず不倫をし、
旦那のみならず自分の子供にまで思い十字架を背負わせたその人のことを、
私は非常に憎く思っていました。
そんな話をしていると、おかあさんはこう言います。
「今は無理でもね、死ぬまでにはその人に感謝できるようになりなさいね。
○○ちゃん(←旦那)がいい男になったのは、
その人に散々な目に合わされて苦労したからで、
あなたはその上前をはねるようなもんなんだからね。
憎い気持ちは判るし、同じ女として許せないという気持ちも判るけれど、
全部ひっくるめて感謝の気持ちを持てるようになったら、あなたいい女になるわよ。」
まだ入籍前のことで、私はこの言葉を胸に旦那の元へ嫁ぎました。 今はまだ、感謝の気持ちなど持てずにいますが、 長い人生の終わりには、 全て感謝の気持ちに換えて旅立つことができればいいなと思っています。
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