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最新記事【2007年06月24日】

ふとカレンダーを見て、気がつきました。
今日は私の離婚が成立した日です。

あれからまる4年がたちました。
とても長かったような気もしますし、あっという間だったような気もします。
過ぎ去ってから、こうして振り返ってみると、
なんでもそうですが、意外とあっけないものだというのが、正直な感想です。

サイト本文にも記載していますが、
私の離婚は協議離婚ではなく調停離婚でした。
実際に離婚届を役所に提出したのは、もう少し先の日付でしたが、
4年前のこの日。
調停の席で離婚が成立したので、この日をもって私は独身に戻ったのです。

今日は雨が降っていますが、4年前の今日はとても天気がよく暑い日でした。

元夫の姿を見たのも、この日が最後になっています。
廊下の向こうに見えた元夫の後姿。
チェックの・・・かつて私がアイロンをかけてあげていたシャツに、
トレードマークのデイパックを右肩に掛けた後姿。

それを見て吐き気と眩暈を起こし、
弁護士の先生と裁判所の職員に両腕を抱えられて、
廊下のベンチに座らせてもらったのも、
なんだか、はるか昔のことのように感じます。

今はこんなにも穏やかな気持ちで、どうか元気でいて欲しい、
そんなふうにも思えるようになりました。

4年前のこの日は、体調を崩して仕事に戻ることはできず、
遅刻の予定を欠勤にしてもらい、
部屋に帰って泣いていたことを覚えています。
情けなくて哀しくて、何より親不孝をしてしまった自分が許せなくて、
吐きながら泣いていました。

今日は雨。
せっかくの旦那と二人揃っての休日ですが、お出かけの予定もなく、
家事をしながら、時折旦那とじゃれ合って、
ピザをとって食べたり、テレビを見たり・・・「つまんない休日」です。

この「つまんない休日」を、どれほど待ち望んだことか。
どれほど愛しいと思っているか。
こんな日を迎えることができたことに、感謝の気持ちで一杯です。

二度と人には見せられない、とてもみっともなかった私だけれど、
周囲に迷惑を撒き散らした、反省すべき私ではあるけれど、
今日だけは、かつて戦った自分を褒めてあげたいと思います。
あれが私の「戦い」だったのだから。
そして諦めずに戦い抜くことができたのだから。

そして、今の旦那に。
私を拾ってくれて、ありがとう。
二度と送れないと思っていた愛すべき「つまんない休日」を、ありがとう。

過ぎてしまった時間は戻らないけれど、
これからの時間の方が、ずっと長いのだから、
今までできなかったことを、旦那と一緒にしていこうと思います。

Yahooで「不倫」をキーワードに検索をかけると、
最初にヒットするのが、「不倫パートナーを探そう」というサイトでした。(2007年6月現在)
それを筆頭に、検索結果の1ページ目は、
全て不倫を支援したり、不倫をしている人の日記などのサイトばかりで、
残念ながら、当サイトのように、不倫に反対するサイトはありませんでした。

戯れに、このサイトを見てみたのですが、
趣旨としては、
「家庭に追われて女であることを忘れていませんか?
 女性としての時間を取り戻しましょう。」
とのことだそうです。

それを見ても、やっぱり、どうしても、私には理解できません。
不倫をする女性とは、
家庭を持って、女性であることを忘れてしまったというのでしょうか?

女性でなければ、男性との結婚はできなかったはずです。
女性でなければ、子供を産むことはできなかったはずです。
なぜ、女性ではなくなってしまったのでしょう。

私には子供がいませんが、会社員として働いていますので、
やはり毎日が忙しく、どうしても追われがちな日々になっています。
専業で家庭に入っていようが、私のように外で働いていようが、
おそらく、忙しさの度合いはさほどに違いないと思います。

恋人として付き合っている頃のように、
いつもおしゃれに気遣っている自分だけを見せることはできません。
あられもない姿をお互いに見せ合ってしまっていますが、
だからといって、旦那が男性であることを忘れたことはありませんし、
自分が女性であることを忘れることもありません。

それは、私の「性」の根源を支えるものであり、
自分が女性であることなくして、私の人生は成り立たないからです。

性同一性障害を抱えている方は、
だからこそ辛く苦しい現実と向き合っているのであって、
心身共に性が統一されている私には、
相手が誰であろうと、自分は女性として相手に相対しているのだから、
それが家庭であろうが、職場であろうが、
女性であることをなくすということはありません。

相手を変えれば性を取り戻せるなんて、
あなたには自分の「性」に対する自信が無いのですか?
私はそう問いたい。

どうしても今の配偶者とは上手くいかないとしても、
あなたが女性で(男性で)ある以上、あなたがなくした「性」ではなくて、
もっと別のところに問題があるはずです。
であれば、不倫などという逃げの手段には出ずに、
配偶者と歩く道の模索に努力するか、
あるいは、今の配偶者とは別の道に進むための話し合いをするか、
逃げずに現実と対峙するしかないのでは?と思います。

でなければ、結局は同じ事を繰り返し、
本当の「幸福」や「愛」といったものは生涯手に入ることはないと思います。

見せかけの「性」ならば、見せかけの「愛」しか手に入りません。
けれどあなたの「性」は見せかけではないはずです。

寂しいなら、寂しくない方法を、つまらないなら、楽しくなれる方法を、
配偶者と二人で模索してください。
その努力なくして、幸せな生涯はあり得ないのですから。

コラム[身のまわりの離婚]

離婚について思うことを、管理人「私」が徒然に書いております